
ゲーム会社の企画の仕事の難しさは「夢を持ち続けながら同時に現実も見続ける」ということ。
ゲームをつくっている、というと、ゲームが好きな人からはうらやましがられます。夢のある楽しい仕事というイメージがあるのでしょう。
実際、まあ、夢がないとは言いません。夢を目に見えてわかるカタチにして売る仕事ですから、夢を持っていないとつくれないわけです。「あれって楽しいよね」、「これが面白いと思う!」を伝えることから企画は始まりますので。
しかし、夢を持っているだけではお仕事はできません。カタチにして売るには、現実を見なくてはいけません。「したいことを実現するには、時間はどれくらいかかるか」「お金は?」「人は?」「技術は?」「タイミングは?」などなど。一般のお仕事なんかは、後者のほうばかり扱っていらっしゃるでしょうから、なんだそれくらい、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、夢を持ち続けながら、同時に現実も見続けるというのは、結構ムズカシイものだな、と最近思うようになりました。これらに加えて、私生活の悩みだのなんだのまで抱えて、それでも夢を見なければなりません。それがお仕事だからです。プロジェクトが動き出したら、お金や期間に不満があっても、夢を見続け、できる限りのことをしてゲームをつくります。
こういう風に書くと孤独な戦いのような感じがしますが、ゲームは一人では作れません。プログラマーやデザイナーが、ゲームをよりいいものへしてくれるときもあります。
一人じゃないから、夢を見続けられるのかもしれません。
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